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23 November

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11 January

一月も半ば

 なんだかんだでもう2008年ですね。あっと驚き平成二十年! なんか平成二十年とかになるとかなり未来感が漂うと感じるのは自分だけでしょうか(ぉ。それにしてもここ最近は非常に忙しくて参ります。練習したいが勉強もしたいのに全く出来やしない……。

 さてさて、全然関係ありませんが、ちょっと前に二夜連続で放送されたのだめカンタービレのドラマ。あのドラマ内でドヴォルザークの新世界への間違い探しというシーンがありましたね。どういう関連があるのか、あの演奏に使用された譜面はうちの楽団から貸与されたものを使用していたそうです。あらびっくり。うちの指揮の先生の人脈でスタッフから頼まれたそうです。うちの楽団って歴史は浅いのにやたらと密度が濃いなw


 んでもって、このブログは基本的にヴィオラとバイクのブログですが、最近はめっきりバイクの項目が更新されませんねぇ。いやあ、困った困った。だって冬ですよ。ウィンターですから。バイクは寒くてそうそうに乗れません。さすがに整備もきついしw このあたりは盆地ということもあって東京なのに-5℃ぐらいにまで冷え込みます。都心や北から来た人にもなんでこんなに寒いんだとよく嘆かれますw
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05 January

ダダリオ 『プレリュード』



製品名:Prelude
メーカー:D'Addario
コア材:スチール
材質
 A:アルミニウム巻
 D:アルミニウム巻
 G:ニッケル巻
 C:ニッケル巻
値段: 定価 5,145円 / 購入価格 3,780円

評価:★★★☆☆☆☆



 ダダリオ社から練習用弦として販売されているスチール弦、プレリュードです。テールピース側の色はすべて赤色で、ぱっと見ではスピロコアと見分けがつかなそう。また、この弦は巻線部分が非常に柔らかい。ヘリコアもやわらかかったのですが、それ以上です。これだけ見ると張替えが容易そうですが、そうは問屋が卸さないみたいで、ペグ側の線が非常に固く、張りなおしの際に非常にてこずります。張替えの練習とかには向かないかな。

 肝心の音色はなかなか。スチール弦で練習用とくるとどうも音量も響きもイマイチで、ただの練習用としてのイメージがありますが、コストパフォーマンスに定評のあるダダリオなだけはあって結構使えます。音の傾向はヘリコアと非常に似ている。クリアでスチール弦の割りに響きが良い。ヘリコアの安価版と考えて問題はないと思う。ただしA線はイマイチ。ザラザラでキンキンした音になりやすい。しばらく使った後、A線だけカプランソリューションに変更しましたが、結構合います。最大の欠点としては強く弓圧をかけて弾いたり、すばやく弓を動かして弾くとピッチがやたら上がること。下手すると50セントぐらいあがります。ヘリコアも同じように弾くと上がりますが、ここまで極端には上がらない……。また、やはり小さめの楽器には合わないかも。ていうか例の395mmの楽器に張ったところ、あまりヘリコア(一応2,3ヶ月使った中古)と音に差がなかった。ここら辺はすでに張力やスチール弦の関係なのだろうか……。それとヘリコアに比べビブラートとトリルが結構やりにくい。

 やはりこの弦の最大の利点は3千円台で買えるわりには音色が悪くないということ。個人練でバリバリ練習して弦をしょっちゅう変えるとかであれば悪くはないかな。しかし、+1000円でヘリコアが買えるということを考えるとあえて高校、大学生以上がこの弦を使うメリットはないと思う。収入が極めて限られている中学生以下であればまた話は別であるが(定価では2000円も違うしね)。



追記: 
 張って一ヶ月以上経ちましたが、これがなかなか劣化しません。ヘリコアの場合は一ヶ月ほどもすると張りたての時と比べ結構劣化した感じが体感できましたが、これはほとんど感じない。早めに交換したいのに、劣化しにくいとはw
31 December

今年ももう終わり

 さてさて、今年も残すところあと2時間ほど。いやあ、本当に色々とありました。何より演奏曲が多かった……。とりあえず今年の終わりのあがきとしてツーリングページを更新いたしましたw

 http://tristia.hp.infoseek.co.jp/bike/touring/070814.html



 それでは皆さん良いお年を!
29 December

チタニウム




 あご当て金具をGEWA社のチタニウムに交換してみました。困ったことにサイズが少々合わず、ネジ部分の金具が若干曲がってるのがショック…。元々は金属アレルギー向けに供給されており需要はそこまで大きくなく、また精製から加工や鋳造も難しいチタン製なだけあって高価です。通常だと6000円もしますが、よくお世話になってる楽器屋さん、バイオリンレガートさんのご好意により非常に安くしていただきました。

 やっぱりこのような先進素材は漢の魂を揺さぶります(意味不明。ちなみにこのあご当て金具に交換したところ、どういうわけかすこぶる音量が大きくなり、また音の立ち上がりもよくなったような気がします。元々このような金具は両板を押さえ、重量も増すため若干楽器の鳴りを抑制してしまうのではないかと思います。チタンは重量も軽く、弾力の強い金属なのでそのような特性が幸いして音量の増加に貢献しているのかもしれませんね。
23 December

ダダリオ 『ヘリコア』



製品名:Helicore
メーカー:D'Addario
コア材:スチール(ハイカーボンスチール)
材質
 A:アルミニウム巻
 D:チタン巻
 G:シルバー巻
 C:タングステン巻
値段: 定価・7875円 / 購入価格・4725円

評価:★★★★☆☆☆



 というわけで作成しました。ヴィオラ弦カテゴリー。記念すべき第一回は最もよく使ってるヘリコアからスタートです。まだほかの弦のストックがあるのでバンバンレビュー表を作っていこうかと思います。

 まず、ヴィオラ弦としてはドミナント並に定番ではないかと思います。ヴァイオリン弦としては何かと不評ですが、ヴィオラ弦としてはコストパフォーマンスに非常に優れ、プロも使っているほどの物です。まず値段が安い。定価はそこそこだがダダリオの弦は基本的に値引率が高く、メジャーな弦としてはトップクラスに安いです。
 音質はクリアながら音量もそれなりにあり、スチール弦としては音色が良い。だが、C線をスピロコアにする組み合わせがしばしば見受けられるが、スピロコアに比べヘリコアのC線は若干音がつぶれがち。ベーベーした音で響きがスピロコアよりも若干乏しい。ただしフィンガリングのし易さはスピロコアと比べ格段にやりやすいので、ヴィヴラートの練習や初級者が使用する場合はヘリコアのほうがお勧め。また、C線がヘリコアであるとDGのヘリコアの音が心なしか豊かに響いているように感じられる。A線は少々キンキンするが、値段やバランス上許容範囲。
 大きな欠点としては、自分の楽器は16インチだが、学校の15.5インチ(395mm)のビオラに張ったところどの弦も音がつぶれた感じであり、かなりイマイチ(高音はチーチー、低音はべーべーした音になる)。このことから小さめの楽器には合わないのかもしれない。

 スチール弦らしく弦を交換しても早めにチューニングが安定し、また弦がやわらかいので交換しやすく、非常用としても良い。値段も安いため、初心者で購入する弦に迷いつつもドミナントは高いと思う場合にはお勧めしたい。