05 March マイクロウェーブキャノン! と、いうわけで知っている人は知っている、知らない人はとことん知らない音質改善法をやってみました。もちろん駒を立てる位置を間違わないよう元の位置を定規で測ってから取り外し、電子レンジで駒をチン! です。 今回の実験内容は以下の通り ・ヴィオラの駒(安物w)、500Wの電子レンジ、シリカゲルを用意 ・500W電子レンジで100秒間チン! ・冷えるまで待つ ・再度行うが、今度は40秒 ・完成 えー、まずこの方法を知ってる人はどういう理屈で音がよくなるのかを知っているとは思いますが、簡単に説明すると、楽器に使われる木材は長い年月を経て乾燥していればしているほど音が良いといわれてます。そのため、電子レンジにより木材内の水分子を加熱し蒸発させると同じような効果が得られるのではないかという理屈です。また、木材はヒステリシス過程を経るので、乾燥前の状態に戻るということもありません。結構やってる人も多く、効果も確認されています。ちなみにシリカゲルは蒸発した水蒸気を吸い取れるんじゃないかと思って配置。 まずは100秒でやってみたのですが、さっそく松脂が溶けてしまったのか妙な臭いが発生。さらに駒の表面がべたつき、駒の薄い部分に松脂らしき後がつきました。そのため、次は40秒でチンしてみました。結果: 驚くほど違うというわけではありませんが、音量が向上し、発音性が若干良くなりました。また、音色は若干柔らかくなった感じがします。高弦にいくほど変化が如実なような…。大きく変わるというわけではありませんが、確実に体感できるほどの変化はありますね。お手軽なのにすごいぜ! まさに現代科学の勝利だぜ! PR