08 March トーマスティック-インフェルド 『ドミナント』 製品名:Dominantメーカー:Thomastik-Infeld コア材:ナイロン(ペルロン)材質 A:アルミ巻 D:シルバー巻 G:シルバー巻 C:シルバー巻値段: 定価 14,385円 / 購入価格(DGC線のみ)約6,000円購入店: 海外のどっかのお店評価:★★★☆☆☆☆ ヴァイオリンは定番中の定番。ヴィオラは定番という意見もあればそうでもないというドミナント。最近また値上がりして定価だとチェロ弦レベルの値段ですねw 安価とかいうのは一体いつの話やら……。今回はA線を除いたDGC線を海外で購入。感触: 弦は若干太めですが、やわらかく扱いやすい。また張力が低いのか結構押さえやすく、すこしふにゃふにゃしてるかも。普段張力が強い弦を張ってたのでハーフポジションがわかりにくかったw演奏面: ドミナント最大の特徴だと自分は思いますが、ものすごく弾きやすい。レスポンスが今まで使ったどんな弦よりよく、小さな力でも音がでます。どこかで見ましたが、イージープレイというのはまさにそのとおり。でも弾いた感触があまりにやわらかすぎて、慣れてない自分は扱いきれなかったですね。 音色は深みがありやわらかく、時にピッチカートはすごく綺麗に響く。ただし、楽器はぜんぜん鳴りません(もちろん楽器によりますが)。そのため無理に音量を出そうとして力を入れて弾くと音がつぶれてしまうという……。良く鳴る楽器の少ないヴィオラにドミナントはイマイチと言われる由縁はこのあたりが原因な気がしますね。総評: 定価が高く、そして値引率も少ない! そして自分の楽器には絶望的に合わず、久々にレッスンに行った先生に「今までよく鳴ってたのに急に鳴ら無くなった」とすさまじい酷評っぷりw 先生の耳からするとそこまでひどいのかw(しかも見かねていくつか弦をくれるほどw) あとまだ3週間ほどですが、確かに音質の劣化は激しいかもしれません……。 しかし、非常に弾きやすいことや音色、ピッチカートの良さなどメリットももちろんあります。でもこの値段でこれでは、自分はこれ以上使うことはない気がしますw PR